著書・論文

手続的アプローチを重視した解除制度の提案

出版社・掲載誌
ジュリスト 1423号 87頁
著者名
稲田 正毅
出版日
2011年5月
業務分野
一般民商事/企業法務
種別
論文
内容
 本論文は、債権法改正に関するテーマのうち、債務不履行解除における解除要件に関するものであり、債務不履行解除における解除要件をどのように制度設計することが望ましいかを探るものです。現在の裁判実務や判例法理をできる限り尊重しつつ、契約解除制度が安定的かつ分かりやすい制度として、契約実務において、有効に機能するようなあるべき「解除制度」の姿について、具体的な提案をしております。